ー季節の花ー
花の髪飾り
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=300x10000:format=jpg/path/s29acdac5bf137156/image/if1e71c28099e1c77/version/1719922787/image.jpg)
編みあがったばかりの
レース編みのニット
日に焼けた肌
湧き上がる入道雲
今日は夏祭り
お囃子が聞こえてきた
白い花を髪に飾るから
花火を一緒に見に行こうね
作者 光風流家元講師 藤本和甫
花材 セイロンライティア
コバンソウ
花器 変形水盤
(レース編みの花器)
敷板 すだれ
家元挨拶
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=150x1024:format=png/path/s29acdac5bf137156/image/i1a9cd55315aed459/version/1680245798/image.png)
私たち光風流は、伝統的な「いけばな」が持つ和の感性をまもりながら、花をもって暮らしを彩り心に安らぎを育てることを第一と考えます。
洋の東西を問わず、花で彩る心と花で彩られた暮らしは、高価な家具調度品や宝飾品が持つ贅をも凌駕します。
人々の暮らしは日々新しいものへと変化しています。この速い変化に作法や様式美を旨とする旧来の「いけばな」では対応しきれなくなっています。光風流は「和の感性」こそ柔軟にかつ大らかに人々の変化に対応できると確信しています。これは、様式美を否定する姿勢ではなく、人々の暮らしこそを第一に考える姿勢です。
和の感性とは本来柔軟で簡素なものです。光風流は、時代の流れの中で住まう地域や気候に応じて変化し続ける新しい暮らしを、この和の感性で彩ることを目的とした「いけばな」です。
洋風の家だから、田舎家だから、マンションだから、南国だから、北国だから、フォーマルだから、カジュアルだからと理由を付けて拒絶することをしません。
この柔軟で簡素な光風流のいけばなを出来るだけ沢山の地域の人々に伝えていきたいと思い、日々私たちは活動しています。
光風流家元 内藤 正風